「行政・企業と連携したアートイベントの課題」

日時:9月23日 14:00〜16:00

場所:沖縄県立博物館・美術館 美術館img001 のコピー講座室

タイトル:「行政・企業と連携したアートイベントの課題」

ゲスト:翁長直樹(元沖縄県立博物館・美術館美術館副館長)

聞き手:宮城潤

内容:各地で国際展やアートプロジェクトと呼ばれるものが盛んに行なわれるようになって久しく、それらの形態や目的は様々ですが、その多くがアーティストと行政・企業が連携し、役割分担をしながら行なわれています。1996年に東京ビックサイトで行なわれた展覧会「アトピックサイト」は世界数カ所でなされているプロジェクトを紹介する展覧会であり、沖縄でもそのひとつのサイトとしてレジデンスプログラムが行なわれました。そこでの紆余曲折は多くの問題を含みながらもその後のアートと社会について考察する上で、重要な役割を果たしたと考えられます。様々なプロジェクトを内外から見つめてきた翁長氏をゲストに迎え、いくつかの事例を挙げながらアートと行政・企業との連携について検証し、これからのアートイベントのゆくえについて考えます。