布施英利 トーク 「あなたは美術解剖学を知っていますか?-科学と芸術をつなぐもの-」

講師布施英利氏(東京藝術大学准教授)
日時:2012年9月21日(金) 19:00~20:30
場所:博物館講座室
※入場無料

美術解剖学という学問があります。絵画や彫刻などで人体を描くために、人間の体について解剖学的に研究する学問です。古代ギリシア、イタリア・ルネサンスの 時代にさかんに研究されましたが、日本では明治時代に東京美術学校(現在の東京藝術大学)で始められました。この科学と芸術にまたがる美術解剖学の魅力に ついて、現在、東京藝術大学で美術解剖学の講義を担当している布施英利先生が、分かりやすく解説して下さいます。

 

 

 

 

〇講師紹介
 布施英利(ふせ ひでと)
1960 群馬県藤岡市生まれ
1984 東京芸術大学美術学部芸術学科卒業
1986 同大学院美術研究科修士課程(芸術学科・美術解剖学専攻)修了
1989 同大学院美術研究科博士課程(芸術学研究領域・美術解剖学専攻)修了、学術博士。
博士論文「人体解剖図譜の研究 視知覚像と視知覚形式」
1990 東京大学医学部助手(解剖学)
1995 作家として独立
2003 東京芸術大学助教授
2007 東京芸術大学准教授
現在、毎年9月に沖縄県立芸術大学で美術解剖学の集中講義を行う