「めんそーれ!バーン・ドラゴン」展覧会 / GALLERY point-1

会期:2012. 12. 14(Fri) – 12.24(Mon) PM 1-7
会場:GALLERY point-1

compassメンバーの儀間朝龍参加します。

参加作家

アンクリット・アシャチャリヤーソーポン(’76)
ウィスット・ポンニミット(’76)
儀間朝龍(’76)
ディム・ディーム(’88)

企画: 澤文也(’64)

 

そろそろ巳が忍び寄り辰年も果てるこの 12 月、那覇の Gallery point-1 で辰年に生まれた
タイと沖縄のアーティストの作品が出会います。
シンガポール・ビエンナーレ 2013 のキュレーションメンバーでもある
アンクリット・アシャチャリヤーソーポンは縁あって沖縄には2度訪れています。
日の入り直後に石垣島の御神崎灯台から見た、海と空が濃い蒼色に染まりゆく景色を
インスピレーションに、タイ北部のアトリエで仕上げた絵を郵送してくれました。
zakka tuktuk のライブのために沖縄には一度だけ訪れたことのあるタムくんこと
ウィスット・ポンニミットは、辰年生まれの友人やリスペクトするアーティスト。
沖縄のメディアとインターネットによって呼びかけた辰年生まれのひとたちの写真を集め、
バンコクのアトリエで似顔絵を描いてくれます。
Gallery point-1のオーナーでもある儀間朝龍は、今年自身のプロジェクトで訪問した
タイでアーティストたちに会い、その旅から生まれた作品を発表します。
沖縄のことは何も知らない、今年からタイのチェンマイで婦人警官と写真家を両立する
若いドラゴン、ディム・ディームも、印刷物の写真で参加してくれます。

この展覧会の企画をする澤文也は、タルヴィン・シンやマイケル・ナイマン、ネーネーズなど
との音楽プロジェクトや、映画「ナビィの恋」のテーマ曲や英字幕などで沖縄をヨーロッパに
紹介してきました。タムくんとは日本のみならず、タイやフランスでの展覧会を企画し、
アンクリットとは Open Museum Nanglae という私設美術館を運営しています。
ディム・ディームとは一昨年facebook で出会い、儀間朝龍とは宜野湾でのプロジェクト、
裏庭集会所で活動する仲間です。
沖縄が琉球と呼ばれていた 15 世紀、当時シャムと呼ばれたタイは琉球にとって
最大の貿易相手で、活発な交流が行われていたそうです。
600年後の 21 世紀前半、たまたまが重なってつながりはじめた
小さな交流会のような展覧会です。

タムくんが辰年だけの似顔絵を描く企画もあります。

詳細はHPをご覧下さい。